天気 | 体調 | 気分 | 出費 |
---|---|---|---|
晴れ | 普通 | 普通 | \1340 |
出発地 | 終着地 | 走行距離 | 走行距離(合計) |
九種湖畔キャンプ場 | 九種湖畔キャンプ場 | 47km | 13100km |
いつもより30分遅めの6時に目が覚める。
なにやらカラスがカーカー近くでうるさい。
軽く嫌な予感がしたので慌てて外に出てみると・・・。
なぜか昨日調理したとき出たゴミの魚肉ソーセージのフィルムを突いている。
僕は慌てて追っ払って散り散りになったゴミを集めた。
しかし昨日僕はテントの全室の部分にゴミを袋の中に入れておいた。
ゴミ袋の中はたいして入っていなかったため、いっぱいになったら捨てようと置いといたのだ。
じゃあなんでカラスが荒らしている・・・!?
つまり僕が寝ているときに全室のなかに潜り込んでゴミが入った袋を引っ張り出したのか・・・!?
まじかよ!?カラスすげーな!!
なぜそこにゴミがあると分かる!?
そしてなによりスゲーのは、なぜカラスが真横でガサガサやっていたのに僕は起きなかったんだろう・・・。
うーん・・・爆睡バンザイ!!
今日は昨日も言ったが礼文を歩こうと決めていたのだが、実はここ数日左膝が痛い。
あの利尻富士登ってからなぜか左膝が歩くたんびすごく痛いのだ。
だからまだこの膝じゃ歩けそうにないと思い、歩くのは明日に延期することに。
キャンプ場の管理人さんに聞いたら、「明日までは晴れるよ。」とのことなので連泊決定。
今日は風が出てきた。
いや、たいしてあるわけではないが、この僕のテントの中にいると「外は台風か!?」と勘違いしてしまうくらいすごいことになっている。
ちなみにこれが風速1メートルくらいかな。
そしてこれが風速2メートルくらい。
で、これが風速3メートルくらい。
・・・。
この中でなにをしろと・・・!?
どーすればそこまで曲がる!?
けど他に張っている人のテントを見ても全然ビクともしていない。
なんで・・・!?
やっぱこれは安物だから・・・!?
とりあえず午前中はご飯を炊いて納豆を食べ、溜まった日記を書くために管理小屋の入口の電源を使わせてもらう。
そしてお昼には、納豆たらこツナパスタを作り出来のよさに感激。
ぼーっとしたり、カモメを眺めたり、プラプラ湖畔を歩いたり。
なんかゆっくりゆっくりと時間が流れて行く。
あーなんかいいな。こーいうの。久々だ。
ここ最近はずっと忙しくてゆっくりすることなんてなかったから、たまらんぜよ。
だけどせっかくのいい天気なので、昼過ぎようやく重い腰を上げることに。
とりあえず昨日見つからなかった店を探しに行こうか。
また島の北から南まで30分くらいのドライブをする。
しかしやはり見つからない。結局最南端まで行ってしまい、また折り返す。
今度は注意深く一件一件見てまわると、一台の車が。
その車の後ろに「ジンポーフーズ」の文字が。
あった!!
なんだ、ここか!!
ここで加工しているとか聞いたから工場かと思ったら、見た目は普通の民家だぞ。
実はここは利尻の昆布バイトで知り合ったSさんの親戚の家で、もともとお土産を買いたかった僕は、礼文にいったらここでお土産買ってあげてと紹介されていたのだ。
しかしここのおっちゃんの言葉がもの凄い!!利尻で少しは慣れたと思っていたけれど、まだまだ甘かったみたいだ。
だけどもどーにか1ヵ月の利尻生活はやはり無駄ではなく、どーにかこーにか会話をすることが出来た。
そしたらおっちゃんに気に入られたのか、すこしサービスしてくれて、今日キャンプ場に泊まると話したら「これ持っていけ。」と言われホッケのちゃんちゃん焼きと、ニシンの開きをもらった!!やったぁ!!
なかなか面白いおっちゃんだった。
またくるぞ!!
その後は昨日コロ姉から礼文のフェリーターミナルはパソコンのフリースポットだと聞いていたので日記をアップしに行く。
帰りにこの島に唯一一件しかないというパチンコ屋をパシャリ。
出るのか、おい!?夢見させてくれるのか、おい!?
キャンプ場に着く前に、昨日休みで入れなかったので銭湯に行くことに。
しかしこの銭湯がなかなか渋い。
この旅で行ったなかで一番の渋さだ。
中には誰も入っている人はいない。貸し切りだ。いやっほう!!
キャンプ場に戻りさっきおっちゃんにもらったほっけのちゃんちゃん焼きを調理開始。
そして一度栃木に帰ったとき思わず買った椅子もだした。
なんかキャンプ生活を満喫しているんじゃないか、おれ!?
ホッケのちゃんちゃん焼きは昨日コロ姉と食べたときに目の前で焼き方をみていたので簡単だ。
しかし調理は簡単だったが、このちゃんちゃん焼きを狙おうとする奴が現れた。
ここらへんに住み着いている猫だ。
どーやら魚を焼くニオイにつられ、真横で「ニャーニャー」ずっと言っている。
それにちょっと目を離せば魚に飛びかかる勢いだ。
どーやらそーとう餌付け慣れしているようだ。
僕は絶対餌付けはしないので追っ払おうとしても全然だめ。
ビクともしない。
最初はかわいいなと、思っていたが徐々に正体が分かってきて眼は完全に泥棒猫の目をしている。このヤロー。
そんな泥棒猫がいるから、この場から離れられなくなってしまった。
そしたら隣でバーベキューらしきものをやっていたご夫妻が「よかったらどうぞ。」と焼きほっけをくれた。
ホッケを焼いているのにホッケを頂いてしまった。
でも味は違うのでと変わりに僕のちゃんちゃん焼きを半分あげた。
そしたら奥さんは「ごめんなさい。」と苦笑いしながら今度はまた違うものを持ってきてくれた。
おぉーどんどん豪華になっていく。ありがとうございます。
しかも中には超身がでっかいウニが!!よく見るとこれってガンゼ(エゾバフンウニ)では。
僕は最近まで漁師の家にいたから分かるが、たしかガンゼは8月いっぱいで漁は終わったはずじゃ・・・。
ふと横を見るとそのご夫婦の横には何故か網が・・・。
なんだか知らないほうがいいような気がする・・・。
よし、詳しくは聞かないでおこう・・・うん。
泥棒猫にも狙われながらもどーにか完食。
あー美味かった!!ってことですぐに睡魔が・・・。
最近8時をまわったら眠くなるな・・・。
よし、左膝もなんだか良くなってきたみたいだし、明日は礼文を歩くぞ!!